逃げる事の重要性
特に洞窟内などでいえる事だが、全ての戦闘で敵を撃破していく必要はない。全体を通して回復手段が乏しいにもかかわらず雑魚的が強めに設定されているため、まともに戦っているとアイテムやMPが尽きてしまうことが多い。 FF1では各キャラごとに「にげる」コマンドを選択でき、かつ誰か1名でも逃げることに成功すれば全員退却することができるため比較的逃げやすくなっている。 ひたすら敵を倒していくだけでなく、適度に戦闘を避けることも重要となる。
安全に効率よく経験値とギルが稼げるポイントもあるため、うまく活用していきたい。
ただし、GBA版ではエンカウント率の上昇と、レベルアップのために必要な経験値が減ったこと、さらに魔法システムの変更などもあり、 なるべく戦闘をこなしながら進んだ方がスムーズに進める傾向がある。
レベル上げのポイント
理想的なことを考えると、シナリオの進行とともにレベルも上昇していくのが好ましい。 だが、実際にそれができるかといえば容易なことではなく、苦労をしいられるかもしれない。 雑魚的が比較的強めに設定されていることもあり、実質的にレベル不足でダンジョンなどに挑むことも多々あるだろう。低レベルで進むことができないわけではないが、戦闘のバリエーションが多いとはいえないため、レベルに頼らざるを得なくなってしまう。
集中して経験値を稼ぐ場合は、特定の場所で必ず出現する固定敵を撃破していくのがこれに適している。 以下にいくつか例を挙げておいたのでうまく活用して効率よくシナリオを進めてほしい。
■西の城
→宝物庫の宝箱の前に出現する マミー(2〜5匹)
アディアやファイラで一掃できる。西の城は敵とエンカウントしないので安全なのも大きい。
■グルグ火山
→ファイアリザードが固定で出現する場所(複数あり)
ファイアリザードは必ず1匹であらわれるため、簡単に倒すことができる。
■氷の洞窟
→ふゆうせきの前に出現する ビボルダー(イビルアイ)
ビボルダーも必ず1匹であらわれるため、簡単に倒すことができる。
これらの場所は、何度でも敵が出現するため、安全かつ安定して経験値を稼ぐことができる。 大量の経験値を稼ぐ手段としては、強い敵と戦うことが挙げられるが、リスクを考えると 確実な場所で経験値を稼いだ方が結果的に効率は高い。
魔法効果のあるアイテム
武具の中には、魔法の効果を秘めた物がいくつかある。 これらの武具が魔法と決定的に違うのは、無制限に使用できることと使用者を選ばないことである。 つまり、本来魔法が使えない戦士やシーフでも回復魔法などを使うこどできる。 「しろのローブ」や「いやしのつえ」といった武具をうまく使うと、戦闘がより楽に進むはずだ。
終盤における魔法に頼らない回復方法の例
終盤のダンジョンなどでは雑魚を相手にしているとMPの消費が激しい。
MPを温存したい時は、以下のようにアイテムを駆使することで回復を行なおう。
用意するものは「しろのローブ」「いやしのつえ」もしくは「いやしのかぶと」
「しろのローブ」はインビア効果を秘めている。
「いやしのつえ」「いやしのかぶと」はヒーラの効果を秘めている。
まずは行動が通常攻撃のみの敵と戦う。
戦闘が始まったら一人は「白のローブ」を、他の三人は「いやしのつえ」を使用する。
あとはしばらくの間これを繰り返す。
「白のローブ」を何度もかけることで、数回するとほとんどの攻撃を回避できる。
つまり、ダメージを受けることなく回復し続けることが可能になる。
あとはHPが回復するまで「いやしのつえ」などを使い、敵を倒すだけで良い。
GBA版ではMPに困ることはないだろうが、色々と応用ができるので試してみてほしい。
終盤のダンジョンなどでは雑魚を相手にしているとMPの消費が激しい。
MPを温存したい時は、以下のようにアイテムを駆使することで回復を行なおう。
用意するものは「しろのローブ」「いやしのつえ」もしくは「いやしのかぶと」
「しろのローブ」はインビア効果を秘めている。
「いやしのつえ」「いやしのかぶと」はヒーラの効果を秘めている。
まずは行動が通常攻撃のみの敵と戦う。
戦闘が始まったら一人は「白のローブ」を、他の三人は「いやしのつえ」を使用する。
あとはしばらくの間これを繰り返す。
「白のローブ」を何度もかけることで、数回するとほとんどの攻撃を回避できる。
つまり、ダメージを受けることなく回復し続けることが可能になる。
あとはHPが回復するまで「いやしのつえ」などを使い、敵を倒すだけで良い。
GBA版ではMPに困ることはないだろうが、色々と応用ができるので試してみてほしい。
強敵との戦い方
シナリオの重要点とされている場面などでは、強力なボス敵が待ち構えている。 ボス敵は基本的に通常エンカウントする敵に比べてステータスが高く、魔法や特殊攻撃など多彩な方法で攻撃してくる。 そのため、ボスの特徴を理解上で戦うことが重要となる。個々のボス敵の特徴については、ステータスから行動順まで全てシナリオ攻略に記載しているので、攻略につまった時はそちらも合わせて活用してほしい。 ここでは全ての強敵との戦闘で基本となる事柄について解説する。
■主な戦い方−−−−−
基本的に、魔法やアイテムなどで味方の強化をしてから戦う。 ほとんどの強化魔法は何度もかけることで効果が重なり強くなっていくので 戦士やナイト、モンクといった強力なキャラをさらに強化することで戦局は一気に有利になる。
■強化魔法−−−−
強敵と戦う上で利用できる強化魔法は以下の通り。
ストライ・・・味方一人の攻撃力を上げる
ヘイスト・・・味方一人の攻撃回数を上げる
セーバー・・・自身の攻撃力、命中率を上げる
ブリンク・・・自身の回避率を上げる
インビジ・・・味方一人の回避率を上げる
プロテス・・・味方一人の防御力を上げる
インビア・・・味方全体の回避率を上げる
プロテア・・・味方全体の防御力を上げる
攻撃面を強化する魔法は3つしかないが、どれも非常に使える魔法である。 中でも「ヘイスト」は非常に強力な魔法で、簡単に言えば攻撃ダメージが約2倍になる。 元々攻撃力の高い戦士やモンクに使えば大ダメージを与えることができる。
「ストライ」と「セーバー」は攻撃力そのものを上げる魔法である。 これらは1回の使用ではあまり効果は感じられないが、 数回使えば「エクスカリバー」や「マサムネ」を越える攻撃力を手にすることができる。
なお、FC版では「ストライ」と「セーバー」は効果がないので「ヘイスト」のみで戦うことになる。
防御面を強化する魔法は「回避率」を上げるものと「防御力」を上げるものに分けられる。 どちらを使うかは好みの問題はあるが、ここでは「回避率」の方をお勧めしたい。 何故かというと、ある程度の回避率になるとクリティカルを除く全ての物理攻撃を回避できるためだ。 強力な敵の攻撃でも、当たらなければどうということはない。
■強化魔法が付加されているアイテム−−−−
一連の強化魔法は、該当魔法が使えるジョブがいないパーティであれば当然使うことはできない。 しかし、このゲームには魔法と同じ効果を発揮するアイテムが容易されており、それは無限に使用することができる。 従って、例えば戦士4人というようなパーティであっても、アイテムをうまく利用することで魔法の効果を代替することができる。 強化魔法も例外ではなく、これらの効果を秘めたアイテムも容易されている。
きょじんのこて・・・セーバーの効果
ディフェンダー・・・ブリンクの効果
しろのローブ・・・インビアの効果
戦士やモンクが「きょじんのこて」や「ディフェンダー」で自己強化することで、 強化魔法に頼らずとも同等の効果を得ることができる。 回復の必要のない状況では、後衛ジョブ「しろのローブ」を使い守りを固めておくといいだろう。
また、こういったアイテムが有効なのはなにも魔道士のいないパーティに限ったことではない。 例えば戦戦白黒のようなオーソドックスなパーティであった場合でも 白魔道士は魔法の「インビア」を使い、黒魔道士は「しろのローブ」を使えば 1ターンで一気に回避率を上げることができるというわけだ。
メンバー配置の影響
基礎知識でも述べたように、メンバー配置は敵から攻撃される確率に影響している。そこで、実際に敵から攻撃された回数を計測することで実際にどの程度影響しているのかを調査した。
被攻撃確率の検証
□パーティの編成
ナイトLV32 モンクLV32 モンクLV32 赤魔道士LV32
□敵
バレッタ×4
□試行回数
250ターン×4匹=1000回
□被攻撃回数
ナイト 441回
モンク 254回
モンク 154回
赤魔 151回
□被攻撃確率
ナイト 44.1%
モンク 25.4%
モンク 15.4%
赤魔 15.1%
□パーティの編成
ナイトLV32 モンクLV32 モンクLV32 赤魔道士LV32
□敵
バレッタ×4
□試行回数
250ターン×4匹=1000回
□被攻撃回数
ナイト 441回
モンク 254回
モンク 154回
赤魔 151回
□被攻撃確率
ナイト 44.1%
モンク 25.4%
モンク 15.4%
赤魔 15.1%
一般的に言われている「前にいるほど攻撃される確率が高い」というのは、概ね正しいようである。 特に先頭のナイトへの攻撃回数が全体の半分近くを占めているため、やはり先頭には防御力の高いジョブを配置したい。 一方で3番目と4番目では攻撃される確率に大きな差はないようである。
また、同じモンクであっても2番目3番目では回数が大きく異なっていることから、少なくともジョブによる殴られる確率の差はなさそうである。
特に理由がなければ防御やHPの高いキャラクターから順に並べるのが適切だろう。