FFM史　～コントローラを置く時～

FF1完全攻略をリニューアルしたのが2006年。

そろそろ社会人というタイミングです。

よく言われる話ですが、社会人になると自由に使える時間はかなり少なくなります。

なにしろ大学みたいに雨が降ったから休むなんて甘えはできませんし、レベル上げで夜更かししたら翌日は休むなんてこともできません。

そんなこともあって、ゲームをする時間は徐々に減っていきます。

社会人になってからそれなりにプレイしたのはモンハンくらいなもので、これもある意味では仕事というか、会社の人がやっているのでプレイしてたという側面もあります。

付き合っていた女性（今の妻ですが）はゲームやマンガが好きなタイプなので、別にゲームをすることができない環境なわけではないのですが、ゲームからは離れる時間を過ごしていました。

当然FFをプレイすることもなくなり、最後にプレイしたのはFF13です。

PS3は持っていなかったのでライトニングエディションを購入し、有給をとって１週間くらい遊びました。

その時思ったのは・・・

「楽しいけど２度やるのはしんどいな～」

ということです。

確かにプレイするのは楽しい。

でも、色々知っている状態である２週目をやるほどではない・・・。

まぁ普通の人はそんなものなのかもしれませんが、ゲーマーとしてこれは致命的です。

好きなゲームなら何度もやるし何年もやる・・・これが苦にならないからゲーマーなのであって、FFのような有名タイトルだけプレイして１回やったら満足となるともはや只の凡人です。

普段生活をしていても、特にゲームをやりたいと思わないんですよね。

何かニュースでもあればちょっと見てみるくらいで、積極的に情報を取りに行こうともしません。

それに気づいてしまった時が、私がコントローラを置いた時です。

あれほど熱中していたゲームも今ではなんとも思わないのですから人間というのは実に不思議なものです。

今思えば

「なぜオレはあんなムダな時間を・・・（三井寿」

って感じてしまうほどです。

ただ、それでも確実に言えることは、当時は思う存分ゲームをやって良かったってことですね。

どんなことでも思う存分やったというのは財産になると思います。

寝る間も惜しんでゲームするとか普通できないですからね。

10年くらいしたら息子と一狩り行ってるかもしれませんが、それまではコントローラを持つことはなさそうです。